パワーアップして帰ってきたAOフェスVol.2!
銀ニャンとのコラボレーションでさらなる盛り上がりへ
ラボ生が企画・運営を行うコンテスト形式のライブ「AOフェス」。
今回の「AOフェス Vol.2」は前回の盛り上がりを受けて第二回目の開催となる。
さらなる進化を遂げた「AOフェス Vol.2」開催、銀ニャンとのコラボも。
2016年3月に行われたAOフェス。今回で二回目となるAOフェス Vol.2は原宿アストロホールにて11月16日に開催され、来場した人々の心を大きく動かした。前回に引き続き、このライブは次世代アーティストを応援する無料音楽アプリ『Eggs』の知名度向上を目指して企画され、クリエイティブラボに所属する青学生が1から企画に携わり、当日のイベント運営までを行った。今回は「青学生がPush!次世代アーティスト祭り」というコンセプトをもとに、今一番応援したいと思うアーティストを、来場者の投票によりその場で決定。青山銀杏フェスのマスコットキャラクターである銀ニャンが宣伝隊長となったこともあり、前回を上回る盛り上がりとなった。
会場には考え抜かれた工夫が盛り込まれ、ライブ当日には嬉しいサービスが。
会場に入ると、日々持て余している力を今日ここに全てぶつけるぞと言わんばかりの弾けたペイント風の装飾が目に入る。会場では、もはや青学生で知らない人はいない人気キャラクターとなった銀ニャンや今回のAOフェスロゴがプリントされた可愛いタトゥーシールをその場で貼ってもらえるサービスも。友人同士でタトゥーシールを貼ってライブを楽しむ学生も見られた。また、新作銀ニャングッズの販売に加えて、『Eggs』アプリのインストール画面を提示すれば、抽選で当日のドリンク代が無料になったり、青山学院大学購買会でのソフトクリーム無料券がもらえるなどの嬉しい特典が当たるキャンペーンも実施。ライブの転換では、思わずクスッと笑ってしまうような銀ニャンの動画が映し出されるなど、イベント全体に来場者を飽きさせない工夫があちこちに盛り込まれていた。
全アーティストによるアツいライブ、そして見事グランプリに選ばれたのは惑星アブノーマル。
今回のMCは現役青学生であるクロコダイルミユらによるお笑いコンビ・ペコリーノと、レポーターやラジオパーソナリティーとして活躍する榎本咲百合。
オープニングアクトとして登場したのは、前回のAOフェス優勝者であるHipDistrict。会場の空気を軽快なラップと演奏で暖める。独特の世界観とパフォーマンスを披露したのは惑星アブノーマル。「BE P!NK」ではみんなで踊れる振付もあり、会場全体が惑星アブノーマル色に染まった。
次に登場したのは、絵画などの創作活動も行うという才能溢れる現役女子高生シンガーソングライター、湯木慧。心に染み入る歌詞と歌声に聞きほれてしまう。トリを務めたのは横浜関内発の4人組バンドWAFY。ステージから飛び出し、来場者一人一人と目を合わせ熱い思いをぶつける彼らのパワフルなライブは聞く人の心に刺さったのではないだろうか。
どのアーティストも甲乙つけがたいパフォーマンスを披露した中、見事投票で一位に選ばれたのは惑星アブノーマル。優勝した惑星アブノーマルにはタワーレコード渋谷店でのサンプラー設置のほか、「渋谷のラジオ」での楽曲オンエアなどのプライズが贈られた。
今回も大成功で終了したAOフェス、この熱量のまま新たなステージへ
今回のAOフェスVol.2は、青学祭での銀ニャンバンドのAOフェスPRステージから始まり、青山学院大学での銀杏フェス、そしてAOフェス当日と、前回よりも時間をかけて丁寧に企画進行や広報が進められた。二回目の開催とあって、ライブ当日の運営や盛り上げ方も前回に比べてよりスムーズ、魅力的に。また、コンテストの審査方法を投票により決定するなど、前回よりも来場者の生の声に耳を傾け、会場にいた人々によって次世代のアーティストを育てようという意識が大きく反映されていたように感じた。
会場が一体となって盛り上がったAOフェスVol.2の熱量を持って、AOフェスはまた次のステージへと進む。クリエイティブラボの学生が全力で送る、学生ならではの青く熱いライブAOフェスの今後の展開に期待してほしい。