美容、コスメについて扱うサイトを運営しているアイスタイル。
ワークショップにラボ生が参加。
「美」をテーマとしたキュレーションサイトbicheの知名度向上案を考える。
アイスタイルによるワークショップにラボ生が参加。
「美」に関する新しいキュレーションメディアbicheや@cosmeを運営しているアイスタイルによるワークショップが開かれた。美容、コスメについて扱うサイトの案件となると女性だけのプロジェクトとイメージする人も少なくないだろう。しかし今回は、男女ともに参加した。bicheの知名度をあげるにはどうしたら良いのか？bicheをより使いやすくするためにはどのような改善が必要なのか？など様々な角度から検討を行った。
知名度を上げるにはどのようにしたら良いのか?SNS使用案など若者ならではの案を提案。
@cosmeで有名なアイスタイルが新しく提供するサービスbiche。新しいサービスのため、知名度の向上が課題の1つとして挙げられていた。参加者を少人数の班に分け、各班はそれぞれ模造紙にアイディアを書き込んでいく。一番多く挙げられた案は、SNSアカウントを作成し情報を流すこと。bicheのオリジナルキャラクターを作り、そのキャラクター用のアカウントを作成する案も出た。一方でアカウントを誰が管理するのか、炎上対策はどうするのかなど問題も指摘された。ただアイディアを出すだけで終わらせない。付随していくだろう問題について想定し対策を考える重要性を感じた。
改善点は何か。ユーザーの目線から修正点を考え、提案していく。
bicheや@cosmeをユーザーがより快適に使うためには、どこを改善したら良いのか。ユーザーの立場としてラボ生が考えた。ボタンの位置や配色などの細かいデザインにまで及ぶ改善案を提案していく。ただWebサイトをみて改善案を考えるだけではない。ユーザーがどのようにbicheや@cosmeのサイトへたどり着き、利用するのか。ユーザーの導線を考え、より効率良くサイトへ導くにはどうしたら良いかを考えていく。ユーザーの行動を想定した上で改善案を出した今回。より具体的な根拠を持った提案を行うことが出来た。
他力本願の提案ではなく、自分に出来る範囲の提案をすることの難しさを痛感。
今回のワークショップでは、アイディアを提案する機会が多かった。その際に「自分たちで出来ることを考える」と言われる場面が何回かあった。問題点及び改善案を出すときに、最後まで自分たちで解決していくことを考えず、ただ案を提案する傾向が多い。そのため、現実味がない案が出ることもあった。これは、自分たちが出来ることの少なさを痛感する機会となった。今後も企画やアイディアだしをする場面は多いだろう。固定観念に捕われない新しいアイディアを出すことも大切だ。けれども実現可能性を考慮する必要性を今回のワークショップを通じて感じることが出来た。
