ファッションの街、”原宿”で行われた「iCON DOLL LOUNGE」。
「アイドル×ファション×原宿」をテーマにした対バン形式の定期ライブイベントの第一回目をラフォーレミュージアム（ラフォーレ原宿6F）で開催。運営には原宿でお馴染みのアパレルブランド「SPINNS」やアイドルの写真を見て応援できる無料アプリ「CHEERZ」、イラストレーター岸田メル氏が制服デザインを手がける「Carnival☆Stars」。出演のアーティストのライブを見られるだけでなく、推しのアイドルがファッションショーに出演しランウェイを歩くことで新しい表情が見られるのがこのイベントの魅力である。

女性のアイドルイベントといえば、多いのはやはり男性客。しかし、イベント運営側は、女性にイベントに来てもらいたいという願いを込めて、初回記念で女性のみ入場無料を実現。女性来場者はまだまだ少ない。しかし実際にスタッフとして参加したスタッフはほとんどが女性であったが、女性でも非常に楽しめるイベントになっていたことは間違いない。女性アイドルを応援する女性という姿も定着するんではないか。女性も男性に劣らず、激しい「ヲタ芸」を披露していた。

スタッフとして携わったラボ生は、受付やもぎりの他に、ライブ会場でステージと最前列の間に入り警備を行った。観客の勢いに完全に圧倒されたラボ生。会場一体となってアイドルを応援する姿。そのアイドルライブの熱気に打ちのめされた。また、裏方でファッションショーのフィッターとして携わった学生は、アイドルの「本気」を目の当たりにする。礼儀正しく挨拶。すれ違いざまに送る「お疲れ様です」の一言。鏡前スペースを他グループと譲り合う心。ラボ生はそんなアイドルの「本気」から多くのことを学んだ。

今回のICON DLOO LOUNGEで最大の魅力となったアパレルブランドSPINNSと原宿系の女性ファッション雑誌Zipperによるファッションショー。アイドル50名以上がモデルとしてランウェイを歩いた。新しい姿に盛り上がる会場。初めての開催にして入場には待機列ができ、当日券販売の16時にはストップ。800枚のドリンクチケットが完売。アイドルの本気とファンの熱で原宿に新しいアクションを起こした。今後のイベント開催にも注目が集まる。