2009年から毎年行われている、「VOGUE」主催のグローバル・ショッピング・イベント『FASHION’S NIGHT OUT（以下FNO）』
VOGUEを発行する国々が、「ファッション業界の活性化」を目的として行う世界最大級のイベントで、今年も大勢の人が表参道エリアに集まった。多くのブランドが様々なイベントを開催し、ショッピングだけでなくスペシャルゲストの登場や毎年恒例のチャリティなど、面白い企画が盛りだくさん！今年もラボ生は当日のイベントの様子をSNSにアップする、SNSプロモーションチームとして参加した。

2014年もラボ生はSNSプロモーションチームとして、当日の雰囲気をInstagramに写真をアップして発信し、イベントを盛り上げた。しかし今年は昨年とは違い、より多くの人の目を引くように動画を撮影して投稿することになった。FNOに訪れたおしゃれな参加者の全身を「Instagram Hyperlapse（ハイパーラプス）」というアプリを使用し撮影。時間の経過が早回しで再生される動画（タイムラプス）だ。それらがFNOのメイン会場である、表参道ヒルズの「スペースO」のスクリーンにリアルタイムで反映された。クリエイティブラボのInstagramアカウントのみが映され、たくさんの参加者がくるくる回っている様子は会場にいる大勢の人に注目され、スクリーンを撮影する人も多く見られた。

ラボ生はひたすら参加者に声をかけ、たくさんの動画をアップし続けた。その様子が日本経済新聞から取材されるなど、メディアにも取り上げられた。
イベント当日。FNOに関するSNS全投稿数はなんと…2843！（tagboardより）私たちがひたすら投稿したInstagramの数が予想以上に伸び、嬉しい結果となった。また、Twitterでは#fnojpというハッシュタグがトレンドワードの1位を獲得！ Twitterは一瞬でもトレンド1位になるのはかなり難しい。「VOGUE」を発行しているコンデナスト・ジャパンの方は、ラボ生のおかげだと喜んでくださった。

今までにもクリエイティブラボは、SNSでのプロモーションをたくさん経験してきた。その度に、多くの人にメッセージを届ける難しさを痛感する。どうしたら見てもらえるのか、拡散してもらえるのか。試行錯誤を続けてきたが、今回の経験を通して、SNSにおいて「本当に人の目を引くものは何なのか」を改めて考えさせられるいい機会になったのではないか。
SNS上にあふれているたくさんの情報。一方的な情報提供では、ユーザーの印象に残らない。重要なのは「相手の立場にたって物事を見ること」ではないだろうか。これができたら、私たちのSNSプロモーションはもう一歩先へいけるかもしれない。