青山学院大学の秋は必ず悩まされることがある。それは、イチョウ並木の銀杏の悪臭。青学の銀杏は、学生に学校の不満を聞くと必ず口にするほど嫌われ者になってしまっている。しかし、それを逆手にとって、学食や大学の周辺の飲食店で青学産銀杏メニューを提供し、みんなに銀杏の魅力を知ってもらうイベント「青山銀杏フェスティバル」が11/13〜11/19の1週間開催された。クリエイティブラボは昨年同様、企画・運営を担当。9回目となる同イベントだが、今年からついに銀杏フェスのキャラクター「銀ニャン」が公式キャラクターとなり、青学公式の一大イベントに成長した。

銀杏フェスが始まる1ヶ月前程から、青山学院大学が今年から指導したプロジェクト、「青学TV」に“銀ニャンの窓”チャンネルが開設された。銀杏フェスの情報はもちろん、銀杏拾いの模様や銀杏フェス開催中の様子を撮影。その際、銀杏料理が提供された学食にも突撃訪問を行った。突然現れた銀ニャンに学食は大騒ぎ。SNSに銀ニャンの様子をアップしたり、銀ニャンと触れ合う学生が後を絶たず、青学公式キャラクターとしての知名度、人気を実感した。

また、銀ニャンは青山の街散歩も行い、街行く人に声をかけられたり、記念写真を撮ったりと、地域の人からも愛されている一面を見ることができた。

＊青学TV「銀ニャンの窓」は下記のURLからご覧になれます。

https://aogakutv.jp/?p=1691 

銀杏フェスの期間中と、11/3〜11/5の青際期間中には、銀ニャンのオリジナルグッズの販売も行われた。昨年までのグッズに加え、新作の缶バッジやステッカーも発売。当日は銀ニャン公式Twitterの情報を聞きつけて販売前からブースで待ってくれていたお客様もおり、銀杏フェス本番前に売り切れてしまうグッズが出てきてしまうほどの人気だった。

しかし、今年1番の目玉はLINEスタンプ。銀ニャンのオリジナルスタンプが学校公式で発売され、発売された週はラボ生が青学購買部前でプロモーション活動を行った。ちなみにスタンプにもラボ生のデザインが取り入れられているので是非チェックしてほしい。

＊銀ニャンのスタンプはこちら

https://store.line.me/stickershop/product/1721188/ja

今年から青学公式イベントとなった青山銀杏フェスティバル。学校公式となると、企画・運営することの難易度は高くなり、出来ることも制限されてくる。しかし、ラボ生は今までの銀杏フェスというイベントの趣旨を崩さずに、いかに新しい事にチャレンジできるかを考え、青学TVへの出演を中心に、SNSを通じた活動を成功させた。現在、「銀ニャンの窓」をはじめ。公式TwitterとInstagramが稼働している。もちろん銀杏フェスはこれで終わりではない。来年はもっと青山を巻き込む秋のお祭りとなれるよう努めていきたい。